今回は、医師が資産運用(投資)するなら何から始めるべきか?
という疑問にお答えします。
ソーシャルレンディングとは、利回りがよく、少額からはじめられる投資で、忙しい医師にピッタリの投資法なのです。
実際に、私も現在およそ200万円をソーシャルレンディングに投資し、利回り5~10%の配当(月1万円くらい)を得ています。
投資というよりも、「利子がスゴく高い定期預金」といった感覚です。
今後はもっと投資額を増やしたいと思っています。
ということで、
本記事の内容
- 投資初心者の医師にはソーシャルレンディングがベストです
- OwnersBook、SBIソーシャルレンディング、クラウドクレジットがおすすめ
- ソーシャルレンディングでの投資方法と注意点
では、医師におすすめのソーシャルレンディングについて説明します!
投資初心者の医師に最適の資産運用法とは?
みなさんは、資産運用あるいは投資といえば何を思い浮かべますか?
- 株式投資
- 不動産投資
- FX
- 仮想通貨
- 投資信託
- 金(きん)の取引
- 先物取引・・・
これ以外にも様々な資産運用法があると思います。
この中で、どれから始めたらいいか分からない人も多いのではないでしょうか?
私も、だいたい一通り経験してきました(途中であきらめたものもありますが・・・)。
そして、「医師(とくに資産運用の初心者)が最初にやるべき資産運用法は、ソーシャルレンディング」という結論に至りました!
ソーシャルレンディングとは?
ソーシャルレンディングとは、お金を借りたい会社(借り手)とお金を運用して増やしたい人(貸し手)をマッチングするサービスです。
つまり、運営会社が、資産を運用したい人からお金を集め、会社(借りたい人)に融資するというシステムです。
融資を受けた会社(借りたい人)からの配当がリターンとなります。
ソーシャルレンディングのメリットとデメリットについて解説します。
ソーシャルレンディングのメリット
まずはメリットです。
メリット
少額から投資できる
会社やサービスによっても違いますが、最少投資額は1万円と、元本が少なくとも始めやすい資産運用方法です。
メリット
利回りが高い
案件によって大きく異なりますが、ソーシャルレンディングの利回りは、4~10%(平均8%程度)と高いのが特徴です。
例えば、利回り5%の案件に100万円を投資したとすると、単純に計算して年間およそ5万円(実際には税金が引かれますが)の収益(分配金)が得られます。
一般的な普通銀行(年利0.001%)の5,000倍の利率です!
メリット
手間がかからない
ソーシャルレンディングは、簡単に始められますし、手間がかかりません。すべての行程がコンピューターやスマホで完結します。
最初にネット上で口座を開設し、ひとたび投資すれば、あとは運用期間が終了するまで、キホンほったらかしです。
他の投資と違って、相場をチェックしたり、こまめに売り買いしたりといったことは一切しなくていいのです。
また、銀行に出向いたり、不動産投資のように実際の物件を見に出かける必要もありません。
忙しい医師にぴったりの投資法だと思います。
メリット
保全性が高い
みなさんも、株や仮想通貨の暴落で財産を失ったり、だまされて新築マンションの投資に失敗した人をご存じでしょう。
他のリスクの高い投資(株、仮想通貨、FXなど)と比較すると、ソーシャルレンディングは保全性が高いことが特徴です。
投資案件の中には、土地など担保付きのものもあり、より保全性が高いといえます。
ソーシャルレンディングのデメリット
ただし、やはり投資である以上、リスクもあります。
デメリット
元本割れ (投資金額より少なくなる)、貸し倒れ、および返済遅延のリスク
融資という特性上、元本割れ (投資金額より少なくなる)、貸し倒れ(お金が返ってこない)や、返済遅延(お金が戻ってくるのが遅れる)といったリスクはあります。
クラウドポートによる調査(2018年1月)では、ソーシャルレンディングにおける過去3年間の貸し倒れ率はおよそ1.5%であったとのことです。
このため、ひとつの案件に大金を投資するのでなく、いくつかの会社およびファンドに少額ずつ投資してリスクを分散することは重要です。
デメリット
流動性が低い(途中解約できない)
いったん投資を行うと、途中解約はできないため、運用期間(2ヶ月~36ヶ月など様々)が満期になるまでは資金を引き出すことはできません。
ですので、「急にお金が必要になったので引き出す」といったことができません。
おすすめのソーシャルレンディング会社3社
1.OwnersBook(オーナーズブック)
ソーシャルレンディングの運営会社のなかで一番のおすすめなのが、OwnersBook(オーナーズブック)です。
OwnersBookは日本で初めての不動産特化型クラウドファンディングサービスで、ロードスターキャピタル社が運営しています。
ロードスターキャピタル株式会社は、2012年の創業以来、増収増益を続けている黒字企業であり、2017年9月に東京証券取引所マザーズ市場へ上場しています。
累積投資額もどんどん増え、2019年5月31日の時点でなんと115億円を突破しているとのことです!
OwnersBookの特徴を以下にあげてみます。
- 1万円からの少額投資が可能
- 利回り(年換算)は4.5%~5%が中心(中には14.6%の利回りとなった案件もあり)
- 投資案件は全て不動産のプロが厳選した不動産担保付
- 口座開設・維持手数料は無料
- OwnersBookを利用している個人投資家とコミュニティ上で対話することができ、お互いにいろんな情報交換ができる
とくに、全ての案件が不動産担保付きというのが魅力になっています。
さらに、サービス開始より全ての案件で満額成立しており、貸し倒れは1件も発生していないということです!非常に保全性が高く、信頼できますね。
私もOwnersBookで投資していますが、実際の運用実績の一部を紹介します。
杉並区新築マンションの案件(利回り5.2%)に50万円投資した運用実績です。6ヶ月間で12,698円の配当がつきました↓
不動産担保付きということで、比較的大口でも安心して投資できます。
2.SBIソーシャルレンディング
次におすすめは、SBIソーシャルレンディングです。
こちらは、SBIグループによる信頼できるソーシャルレンディング会社です。
その信頼感から非常に人気が高く、2019年9月時点で、融資残高350億円となっています。
SBIソーシャルレンディングの(名目)利回りは3.0%~10.0%と幅広いのが特徴です。
取り扱いファンドは、利回りが高い(~10%)カンボジアへの投資や国内の不動産担保付き案件など、幅広いのが特徴です。
圧倒的な信頼性と十分な利回りを誇るおすすめのソーシャルレンディングです!
3.クラウドクレジット
最後におすすめのソーシャルレンディングの運営会社は、クラウドクレジットです。
海外に特化しており、ラテンアメリカ、欧州、アフリカなど様々な地域への投資案件が中心となります。
クラウドクレジットには伊藤忠商事やマネックス、第一生命、三菱UFJなどの名だたる大手企業が出資しており、信頼性の高さはトップクラスです。
以下、クラウドクレジットの特徴を挙げてみます。
- 1万円からの少額投資が可能
- 期待利回り 約5.5 〜 13.0%
- 経済成長が著しい海外への投資案件
- 口座開設・維持手数料は無料
クラウドクレジットは、発展途上国を含め海外の事業者への投資案件が多く、利回りが非常に高い(利回りは約6~12%が中心)のも魅力のひとつになっています。
たとえば、こちらの「アフリカ未電化地域支援ファンド」は、アフリカの電気が通っていない地域の電力化事業を支援するという社会的貢献度が高いファンドです。
利回り10%(運用期間25ヶ月)であり、このファンドに10万円を投資すると、運用期間終了時までに1万2千円以上(税引き後)の配当を受け取る計算になります。
このように、個人として海外とくに発展途上国の開発をサポートできるということも、クラウドクレジットで投資する楽しみになります。
ソーシャルレンディングのやりかた
ということで、さっそくソーシャルレンディングをはじめてみましょう。
以下に、一般的な申し込みの流れを書きます。
-
ソーシャルレンディングのサイトに個人情報を登録し、口座を開設します(免許証などの本人確認書類がいります)。
-
ソーシャルレンディング会社の指定する銀行口座に、運用資金を振り込みます。
-
ファンドの募集がありますので、よく吟味し、振り込んだ運用資金をお気に入りのファンドに投資します。
-
運用期間が終わり償還された場合、元金+分配金があなたの口座に戻ってくるので、新たにファンドに投資するか、自分の銀行口座に払い戻します。
以上です。
ソーシャルレンディングに投資する際の注意点
最後に、ソーシャルレンディングに投資する際の注意点を挙げてみます。
1.信頼できるサービス会社を選ぶ
まずは、数あるソーシャルレンディング運営会社のなかから、償還実績のある信頼できる会社を選ぶことが大前提となります。
上で紹介しているOwnersBook、SBIソーシャルレンディング、クラウドクレジットは信頼できる会社です。
2.土地・不動産など担保のある案件を選ぶ
投資案件の中には、土地・不動産など担保付きのものもあり、このような案件に投資するほうがより保全性が高いと考えられます。
ただし、「担保付き=元金保証」ではないことに注意しましょう。
3.複数の会社およびファンドに少額ずつ分散投資する
ひとつの会社、案件に大金を投資するのでなく、複数の会社および案件に少額ずつ分散投資することが大切です。
たとえ貸し倒れが発生しても、損失を最小限に食い止めることができます。
まとめ
忙しい医師にピッタリの投資法として、ソーシャルレンディングをおすすめします。
- 投資初心者の医師には、ソーシャルレンディングがベストです
- OwnersBook、SBIソーシャルレンディング、クラウドクレジットがおすすめ
- 信頼できる会社を選び、分散投資することが大切です
ドクターP
最新記事 by ドクターP (全て見る)
- 忙しい医師こそ副業としてユーチューブ(YouTube)をはじめるべき理由 - 2021年10月24日
- コロナ収入減の今だからこそ見直すべき「医師の節約ポイント」 - 2020年11月26日
- 医師がコロナ禍の経済危機を乗り越えるために新しく始める資産運用法2つ - 2020年11月24日