医師が短期間で資産形成するためには、転職がもっとも近道です。
でも、どんな仕事を選ぶべきか悩みますよね。
候補にあがるのが、超高額年収の美容医師(美容外科・美容皮膚科)。
皆さんも一度は目にしたことがあると思いますが、年収2000万円以上もフツーですし、仕事もそんなにきつくなさそうですし。
年収アップを目指して転職を考えている時には、少なからず心が動きますよね。
ただ、おいしい話には落とし穴があることも・・・
ということで、今回は、美容医師について、どんな仕事なのかを調べてみました。
年収アップにこだわるなら美容医師(美容外科・美容皮膚科)
転職するにあたっての条件は、
- 今より収入が大幅にアップする(できれば年収2000万円以上)
- これまでのキャリアが生かせる
- 当直・緊急の呼び出しがない
- 勤務時間が決まっている(残業がない)
- 週休2日
- 仕事にやりがいがある
などでしょう。
ちょっと贅沢すぎるでしょうか?
でも、これらの条件を満たす案件があるのです。
でも美容医師って何?
ということで、調べてみました。
美容医療とは?
そもそも美容医療とは何でしょうか?
美容医療とは「様々な医療技術を用いて人の容姿をより良い状態にする医療」です。
国家資格である医師免許を持つ者が行う「医療」という点で、「サービス」が行われる法的規制のない営業のエステティックと区別されます。
簡単に言うと、美しくなるための「医療行為」でしょうか。
エステでは医療行為は行えませんが、美容医療では手術や注入などの医療行為が行えます。
この美容医療を行う医師のことを、「美容医師」と呼びます。美容医師としては、あの高須クリニックの高須院長が有名です!
では、美容医療とは、具体的にはどんな仕事なのでしょうか?
美容医師の主な業務とは?
美容医療には、おもに手術などを担当する「美容外科」と、レーザー治療などを担当する「美容皮膚科」があります(オーバーラップしているクリニックも多くあります)。
それぞれの業務内容について、美容医療への転職支援エージェントであるドクターコネクトから引用します。
美容外科の業務
美容外科は、カウンセリングから施術・オペまで、様々な業務に携わります。
具体的には、以下の業務があるようです。
■ カウンセリング(診察・問診)
■ 施術 (オペ・処置)
習得した技術を患者様に提供する業務となります。
クリニックやスキルによって担当する施術範囲は異なり、より多くの技術を得る為の研修制度を設けているクリニックも多くあります。< 施術例一部 >
脂肪吸引/二重埋没法/ボトックス注射/ヒアルロン酸/BNLS/ヒアルロン酸豊胸/目頭切開/二重切開/鼻プロテーゼ/ 鼻尖修正/耳介軟骨移植/タレ目形成/豊胸術シリコン/眼瞼下垂/顎のプロテーゼ/フェイスリフト/ハムラー法/ KRリフト/メソセラピー/FGF/下瞼裏脱脂/ヒアルロン酸豊胸/小陰唇縮小術/副皮除去/全切開法二重術/ ベイザーシェービング法/マイクロリポサクション/アイバックリムーブ/人工真皮移植/コンデンスリッチ脂肪注入/ 大胸筋下/陥没乳頭/乳頭 縮小術 /乳頭 縮小術/乳輪 縮小術/他
いろいろありますね!
美容皮膚科の業務
自由診療がメインとなる美容皮膚科は、脱毛・レーザー・AGA・注入・アンチエイジングといった施術が主になるとのことです。
以下に、業務内容を引用します。
■ 診察・施術方針
美容皮膚科では主に、カウンセラーが患者さまお一人おひとりのお悩みや希望を伺います。その後、施術方針や判断を医師がおこないます。■ レーザー (しみ取り・しわ取り・刺青除去・美白)
患者さまの希望や、原因に対して適切な施術を行います。
医師が直接施術するケースもあれば、看護師が担当するケースもあります。■ 脱毛
エステとは違い、医師監修の元に扱える照射出力の高いレーザー脱毛機器を扱います。
指導後は看護師が担当するケースがほとんどです。■ 注入 (ヒアルロン酸・ボトックス・水光注射 等)
しわ取り・ワキガ・涙袋等の注入施術です。適切な場所への注入・医師の技術が求められます。■ リフトアップ (超音波・美容針)
美容皮膚科は美容外科と違い、切開施術をおこないません。
超音波機器や美容針を使用し、肌のハリ・小じわ・ほうれい線を引き上げます。■ AGA (薄毛治療)
AGA専門のクリニックもありますが、「美容皮膚科」の施術メニューの中に「AGA(薄毛治療)」を設けているクリニックも多くあります。
ということで、色々ありますね。
では、気になる年収はどのくらいでしょうか?
美容医師の平均年収
美容医師の平均年収は、
<平均年収> 1500万円〜2200万円
だそうです。
平均ですから、もっと稼ぐこともできるでしょう(もちろんクリニックによって違いますが・・・)。
なかには、こんな案件もあります!
美容医師に転職する方法
美容医師に転職するためには、当然ですが、医師転職エージェントに登録して、転職の意思を伝えることです。
ちなみに、医師転職サイトはいろいろありますが、私は実際に自分が転職するときにお世話になった、エムスリーキャリアをおすすめします。
わたしの場合、美容医師を希望してはなかったのですが、実際の転職の流れを紹介します。
まずは、無料の登録をして転職(常勤)の希望を伝えると、担当スタッフ(専門の転職コンサルタント)から連絡があります。
年収、ポスト、勤務日、務時間、当直の有無、有給休暇、学会の費用補助など、細かく条件を設定し、担当スタッフに伝えました。
スタッフの方と何度かメールでやりとりし、いくつかの候補となった病院へ面接に行きました(もちろん面接にはスタッフが同行してくれました)。
そのうちの一つ(最もよい条件を提示してくれた病院)に決めましたが、結果的に、希望の条件で転職することができました。
収入に関しては、(額面で)年収1000万アップを達成することができました。
しかも収入面だけでなく、当直が減って時間的にも余裕ができ、家族との時間も増えました。
また(医局人事から解放されたことで)職場の人間関係もよくなりました。
というわけで、さんざん悩みましたが、今では思い切って転職して本当によかったと思っています。
エムスリーキャリアが良かった点
- 一般に公開していない、いわゆる「非公開求人」も多数あること
- 他のエージェントよりも有利な求人・案件が多いこと
- スタッフが親切でレスポンスが早いこと
- 転職コンサルタント条件交渉力が高いこと
- 豊富な転職実績があること(転職希望医師の登録実績6年連続No.1)
ということで、美容医師への転職を考えているドクターには、エムスリーキャリアをおすすめします。
だれでもなれるの?
基本的には、外科や皮膚科だけでなく、どの診療科からも転職できるようです。
実際に、他科からの転科希望が多いそうですが、スキル・経験・治療以外にも美容療法の知識やお客様に対するサービスコミュニケーション能力が求められるとのことです。
ただ、多くの場合、数か月間の研修期間がありますので、経験がない医師でもトライすることはできます。
まとめ
ゆっくりと海外旅行へ行きたい。
もっと大きな家に住みたい。
スポーツカーが欲しい。
忙しい毎日から解放されて自分の時間をもちたい。
・・・
皆さんにも夢があると思います。
美容医療への転職で夢を実現してみませんか?
ドクターP
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