新型コロナウイルス感染拡大によって、多くの医師の収入減および失業が懸念されています!
そこで、今からコロナの影響の少ない職場(病院)への転職も考えることをおすすめします!
新型コロナウイルスによって医師が失業する?
今回のコロナショックで、病院の収益は悪化しているということはご存じだと思いますが、
じっさいに、日本病院会、全日本病院協会、日本医療法人協会の3団体が5月18日に公表した「新型コロナウイルス感染拡大による病院経営状況緊急調査」(速報)から、
新型コロナウイルス感染症患者を受け入れた病院では、2020年4月の医業利益率はマイナス11.8%に、病棟を閉鎖せざるを得なかった病院では、同じくマイナス16.0%にまで落ち込んでいる―。
というショッキングなニュースが・・・
さらに、朝日新聞では、このようなタイトルの記事が・・・
「賞与が3分の1「泣きそう」医療者、コロナで待遇悪化」
職員の夏の一時金を、当初想定していた額の3分の1に引き下げる病院もある。
とのこと。
病院の収益悪化のとばっちりは、まずは人件費にくるのは当然の流れでしょう。
ボーナスが減るだけならまだしも、通常の給料も減ることが予想されます。
さらに、人員整理(リストラ、解雇)の対象となる可能性もゼロではありません。
最悪、病院が倒産することも考えておかないといけません。
これは決して対岸の火事ではなく、今後、すべての医師が収入が減ること、さらには失業のリスクを抱えているということです。
そうなってからでは遅いのです。
コロナの影響が少ない職場(病院)への転職
どんな病院が危ないのでしょうか?
まず第1に、コロナを受け入れている感染症の指定病院はとても危険です。
個人的には、すぐにでも辞めた方がいいと思います。
一般の市中病院でも受診患者、検査件数、手術件数などが大幅に減り、収入減のところがほとんどでしょう。
一方で、今後、収益が変わらない、あるいは増えると予想されるのは、
療養型病院、
遠隔医療や訪問診療をとりいれているクリニック等でしょう。
つまり、外来診療がない病院や、こちらから患者の診察へ出向く医療スタイルです。
医師の転職なら
医師が転職する場合、転職エージェントを利用すると思います。
いくつかの医師転職エージェントを利用し、じっさいに転職を経験した私のおすすめは、エムスリーキャリアです。
まずは、無料の登録をして転職(常勤)の希望を伝えると、担当スタッフ(専門の転職コンサルタント)から連絡があります。
私の場合、年収、ポスト、勤務日、務時間、当直の有無、有給休暇、学会の費用補助など、細かく条件を設定し、担当スタッフに伝えました。
スタッフの方と何度かメールでやりとりし、いくつかの候補となった病院へ面接に行きました(もちろん面接にはスタッフが同行してくれました)。
そのうちの一つ(最もよい条件を提示してくれた病院)に決めましたが、結果的に、希望の条件で転職することができました。
というわけで、さんざん悩みましたが、今では思い切って転職して本当によかったと思っています。
エムスリーキャリアが良かった点
- 一般に公開していない、いわゆる「非公開求人」も多数あること
- 他のエージェントよりも有利な求人・案件が多いこと
- スタッフが親切でレスポンスが早いこと
- 転職コンサルタント条件交渉力が高いこと
- 豊富な転職実績があること(転職希望医師の登録実績6年連続No.1)
ということで、医師の転職には、エムスリーキャリアをおすすめします。
まとめ
コロナの影響で、病院によっては医師の収入が減ったり、失業(リストラ)することが予想されます。
「自分は大丈夫」と思っているあなた、明日は我が身です!
そうならないうちに、転職先を探しておきましょう。
ドクターP
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