今日は、「医師が副業(複業)するメリット」についてです。
皆さんは、副業してますか?
巷では、いまだに「医師は高給取り」とか、「医師はお金持ち」なんて言われていますが、これは古きよき時代の話です。
勤務医の給料はたかが知れています。
将来的には医師の働き方改革で残業が減り、ますます給料が減るのは確実視されています。
これからの時代、医師(勤務医)も本業だけでは稼げなくなります!
なので、声を大にして言いたいのですが、医師も副業(複業)をすべきです。
さて、数々の副業をかけもちしている私ですが、「副業することのメリットは、お金だけじゃない」と感じています。
そう、他にも色々とメリットがあるのです!
この記事の内容
医師が副業するメリットは・・・
- 複数の収入源が確保できる
- 本業に対する不満が減る
- 自分の市場価値を高めることができる
- インプットしたことが本業に生かせる
- 新しい人脈が形成できる
以上です!
では、くわしく解説します!
勤務医の私がしている副業
まずは、現時点で私がやっている主な副業を紹介します。
医療記事の執筆・監修など
クラウドソーシング(オンラインの仕事マッチングサイト)に登録し、医療記事の執筆、監督、訂正などをしています。
ブログ
医療系のブログを運営し、アドセンスやアフィリエイトといった方法で広告収入を得ています。
本の出版
ブログなどの記事をまとめ、本(書籍)にして出版しています。
印税はあまり多くはありませんが、臨時収入となっています。
医学英語翻訳
医学論文の和文を英訳したり、逆に英文を和訳したりしています。
時間はかかりますが、頑張ればそこそこのお金になります。
このように、いろいろな副業をしている私ですが、「医師が副業をするメリット」をあげてみたいと思います。
医師が副業(複業)するメリット
複数の収入源が確保できる
医師の場合、何らかの原因で仕事(本業)が続けられなくなった場合、(極端な話)収入がゼロになる危険があります。
一方、在宅でできるような副業を持っていると、たとえ医師の仕事がなくなったとしても、収入源が確保できます。
また、年齢に関係なく続けられる副業がありますので、定年になったとしても副業で稼ぐことができます。
副業は最大のリスクヘッジと言えるでしょう。
本業に対する不満が減る
以前は、「こんなにつらい仕事をしているのに給料が上がらない!」、「こんなに働いているのに正当に評価されない!」といった職場に対する不満がありました。
しかし、副業をするようになってから心に余裕が生まれ、本業に対する不満が消えました。
自分の市場価値を高めることができる
副業をすることによって、自分の市場価値が高まることがあります。
たとえば、ブログや本などで情報発信することで、あなたが有名になるかも知れないのです。
そうすると、色々な業界(医療に限らず、広告業界、出版業界、マスコミなど)から、あなたに仕事のオファーが来るようになります。
現在の職場の広告塔として、ますますあなたの価値が高まる可能性もあります。
インプットしたことが本業に生かせる
副業をするためには、少なくともある程度は新しい知識をつける必要があります。
たとえば私は医療系のブログを運営していますが、専門外の話題についても調べたり、勉強しながら書いています。
医学論文の翻訳では、必ず新しいことが学べます。
専門外の知識をインプットすることは、医師としての仕事の質を高めることにつながります。
新しい人脈が形成できる
医師の仕事だけでは、他の医師やパラメディカル(看護師、薬剤師、医療事務など)との人間関係しか築けません。
副業をすると、いろいろな業界・職種の人と知り合いになり、新たな人脈が形成できます。
私の場合、副業を通じてネット業界の人や出版社の人との人脈ができました。
このように、副業をすることで新しい出会いがあり、世界が広がることが最大のメリットだと感じています。
まとめ
医師が副業をすることで、色々なメリットがあります。
たとえば、
- 複数の収入源が確保できる
- 本業に対する不満が減る
- 自分の市場価値を高めることができる
- インプットしたことが本業に生かせる
- 新しい人脈が形成できる
といったことです。
ドクターP
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