今回は、医師が月5万円以上の臨時収入をゲットするための副業「クラウドソーシング」について解説します。
皆さんは、「クラウドソーシング」をごぞんじですか?
「クラウドソーシング」という言葉は知らない人でも、おそらく「クラウドワークス」や「ランサーズ」といった名前は聞いたことがあるでしょう。
クラウドソーシングとは、簡単にいうと、インターネット上でさまざまな仕事のマッチングを行うサービスです。
簡単に登録できて、自分の専門を生かした単価の高い仕事をゲットすることができるのです!
今日は、医師におすすめの副業として「クラウドソーシング」を紹介します。
この記事のまとめ
- 医師の副業としてクラウドソーシングがおすすめです。
- まずはランサーズ、クラウドワークスに登録しましょう。
- 自分のスキルを出品し、オファーがあった仕事から時間と報酬の良い案件を選びましょう。
- スキマ時間に作業するだけで、月5万円以上の副収入をめざしましょう!
以上です。
では、具体的な方法を紹介しますので、最後までお付き合いください。
医師に副業(複業)が必要な理由とおすすめの副業
まず最初に暗い話で申し訳ないのですが、医師の未来は決して明るくありません。
診療報酬の改悪や、病院経営の赤字化に伴うコスト削減によって、将来的には医師の給料は確実に減ると考えられます。
一方で、医師特有の支出・出費(学会活動、医師賠償責任保険、医学書代、交際費など)は減ることはありません。
これでは、お金が貯まるはずはありません。
もちろん、アルバイト(ネーベン)を増やせばいいのですが、時間的にも体力的にも限界があります。
医師がこれからの時代を生き抜くためには、本業としての医師業だけでなく、副業(医師業以外の仕事)による複数の収入源を確保すべきだと思います。
実際に、わたしも副業で月に10万円以上をコンスタントにかせいでいます。
ただし、副業といっても「マックのアルバイトをしよう」ということではありません。
医師には医師にあった副業があるのです!
そこで、医師におすすめの副業をあげてみると、
1.アフィリエイト/Google Adsense(ネット系)
2.YouTube パートナープログラム(ネット系)
3.ポイントサイト/アンケートモニター(ネット系)
4.医療記事作成・監修など(クラウドソーシング)
5.駐車場シェア(シェアビジネス)
6.治験モニター(おとく系)
7.翻訳者(スペシャリスト系)
8.セミナー講師(スペシャリスト系)
9.ファイナンシャルプランナー(スペシャリスト系)
10.コンビニなどのフランチャイズ(フランチャイズ系)
などがあります。
この中から医師にピッタリの副業、クラウドソーシングについて、わたしの経験を交えて解説します。
医師が副業として選ぶべきクラウドソーシングとは?
クラウドソーシングとは、
仕事を発注したい企業や個人(発注者)と、仕事を受注したい企業や個人(受注者)とを、インターネット上でマッチングさせるシステムです。
複業のトリセツ(染谷昌利)より
仕事の内容としては、おもに記事作成(ライティング)、イラスト作成、プログラミング、ホームページ制作、翻訳、動画作成、コンサルティングなどです。
つまり、クライアントさんから提示された仕事内容のなかから自分でできそうな案件を選んで応募するわけです。
たとえば、こんな感じです↓
もちろん応募者が多い場合は、クライアントさんが一番ふさわしい人(多くの場合、実績があり、評価の高い人)を選ぶことになります。
ただ、医療系の記事ライティングの場合、やはり、素人さんよりも医師など医療従事者が選ばれやすいことは容易に想像できますよね。
また、自分の専門分野を生かして、「いくら(報酬)でこういうサービス、仕事ができます!」と出品することもできます。
医師の場合は、医療系記事の執筆や監修が多いですね。
どこのクラウドソーシングがいいの?
現在、さまざまなクラウドソーシングのサービス会社がありますが、
ランサーズ
クラウドワークス
の2つがおすすめです。
それぞれの特徴を紹介します。
1.ランサーズ
ランサーズは、日本最大級のクラウドソーシング会社です。
多くのクライアント(仕事を依頼する会社)が使用しているプラットフォームで、登録しておくと、次々と仕事のオファー相談や打診があります。
また、(あとで詳しく解説しますが)出品という便利な機能があります。
ランサーズの特徴
- 日本最大級の仕事マッチングサイト
- 常時1000件の仕事が登録
- 依頼件数は140万件超
2.クラウドワークス
クラウドワークスは、もっとも有名な大手のクラウドソーシング会社です。
とにかく、仕事のオファーの数が多いです。
特徴
- 日本最大級のオンライン仕事マッチングサイト
- 仕事の種類は246種類
- 会員登録数100万人超
- 仕事依頼総額400億円超、登録社数110,000名突破
いい仕事をゲットするコツは、できるだけ多くのクラウドソーシングサービスに登録することです。
まずは無料の登録をして、色々な仕事の内容や報酬をざっと観察してみてください。
最初はシステムに慣れるために、単価が安くても自分ができそうな案件を選んでトライしてみましょう。
何度かやっていくうちに、クラウドソーシングがどんな感じかつかめてくるでしょう。
医師にとってクラウドソーシングが向いている点
医師にとって、クラウドソーシングが向いている点を挙げてみます。
登録が簡単
病院のアルバイトなどと違って、登録がすごく簡単です(5分もあれば終わります)。
いつでも、どこでもできる
ひとたび仕事を獲得したら、作業はいつでも、どこでもできます。
もちろん自宅でもできますし、PCやスマホがあれば、学会出張への移動中、外来診察の合間や、ヒマなネーベン先でも仕事ができます。
忙しくても、スキマ時間を利用できます。
専門性を生かせる
医師免許があれば、医学監修や医療記事の執筆、医療相談といった専門性が高く、単価の高い仕事がゲットできます。
出品すれば向こうから仕事が入ってくる
先ほど書きましたが、「こういったサービスが提供できます」といった出品をすることで、クライアントの方から仕事が舞い込んできます。
私の場合も「現役医師が医療の質問にお答えします」といった内容の出品をしていたところ、クライアントから仕事の打診がありました(下記体験談参照)。
日常業務が忙しくて、仕事を探しているヒマのないドクターにもおすすめです。
ランサーズで出品して月5万円ゲットしました!
私も副業としてクラウドソーシングを利用していますが、じっさいの仕事について紹介します。
ランサーズでは、自分で仕事を探す以外にも、自分のスキルを売る「出品」というシステムがあります↓
自分の得意分野のスキルを出品でき、サービス価格(1000円~50万円)は自分で設定できます。
流れとしては、マイページのメニューにある「出品したサービス」→「新しく出品する」のボタンをクリックすると、出品できます。
私の場合、このような出品をしています↓
この出品をみたクライアントさんから直接お仕事の打診があり、現在までにおよそ3つの定期的な案件を得ることができました。
「こんなもの商品になるのかな?」と思うかもしれませんが、実際にはいろいろなサービスがあります。
医療相談だけでなく、自分の得意なこと(ダイエットに成功した医師ならダイエットコーチなど)を出品してみましょう!
まとめ
● 医師の副業としてクラウドソーシングがおすすめです。
● まずは、ランサーズ、クラウドワークスに登録しましょう。
● 自分のスキルを出品し、オファーがあった仕事から時間と報酬の良い案件を選びましょう。
● あとは、スキマ時間に作業するだけす。
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