最近は減りましたが、不動産業者からのしつこい勧誘電話に悩まされていました。
皆さんも、「先生の税金対策に新築マンションの紹介です!」といった無差別テロのような(笑)電話がかかってきたことが少なからずあるでしょう。
また、このような誘惑にのって不動産投資で失敗し、多額の借金を背負った医師の話(都市伝説?)も聞いたことがあるでしょう。
多くの医師は、「不動産投資」と聞けば、アレルギー反射的に「だまされる」という文字が頭に浮かびます。
一方で、「医師の資産運用には不動産投資がベスト」という意見もあります。
はたして、医師にとって不動産投資は禁忌なのでしょうか? それとも、資産形成を実現する近道なのでしょうか?
この記事の内容
- 医師は資産運用を始めるべきです!
- 医師が不動産投資をするメリットもデメリットも両方あります
- 不動産投資を始めるなら、まずは自分で勉強しましょう
- 忙しい医師におすすめは、中古物件をあつかうリノシー(RENOSY)
以上です。では、くわしく解説していきますね!
なぜ医師に資産運用が必要か?
なぜ、医師に資産運用が必要なのでしょうか?
ちょっと大げさですが、医師をとりまく経済環境は悪化の一途をたどっています。決して将来は安泰ではないのです。
医師の将来を脅かす要因を挙げてみます。
過酷な労働状況
医師の仕事は激務です。
長時間労働、残業に加え、学会や研究会、カンファレンスなど勤務時間外の拘束もあります。
医師という命を預かる仕事柄、国が推し進める「働き方改革」でも改善されるこはないでしょう。
「医者の不養生」といわれますが、体をいたわる時間がないため、病気になる医師が多いのも事実です。
働けなくなった場合、当然ですが収入が減ります。
将来的な収入減
少子高齢化、医療費の高騰にともない、将来的な診療報酬の引き下げは必至です。
診療報酬は病院収益の柱である以上、病院経営の悪化は、直接、医師の収入減につながります。
実際に、民間病院が経営の悪化から、倒産・廃業するというニュースを目にすること多くなってきました。
減らない医師特有の支出
収入は増えないにもかかわらず、(よほど節約しない限り)医師の支出が減ることはありません。
とくに、子供の教育費や医師特有の出費として、学会関係(年会費、交通宿泊費)、医師賠償保険、交際費などは、年齢とともに増える傾向にあります。
あてにできない退職金・年金
一つの病院で一生働く医師は少なく、多くは医局のローテーションや転職によって、数年おきに職場が変わります。このため、退職金は期待できません。
また、アルバイトの収入は年金保険料の計算に反映されないため、年金も期待できません。
医師が不動産投資をするメリット
資産形成の方法には、株式投資、FX(為替)、投資信託などいろいろとありますが、医師には不動産投資をやるメリットが大きいといわれています。
その理由をまとめてみます。
安定した家賃収入が得られる
不動産投資によってもたらされる利益には、「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」があります。
- インカムゲイン:賃料収入
- キャピタルゲイン:不動産を売却したときに得られる売却益
不動産投資の最大のメリットは、毎月、インカムゲイン、すなわち比較的「高い利回り」で安定した家賃収入が得られることです。
融資を受けやすく、レバレッジを効かせやすい
医師は、その信頼性・安定性から、銀行から融資を受けやすい職業です。
このため、たとえ自己資金がなくても不動産投資が始められます。
さらに、融資を受けた借入金を利用することで自己資金の何倍もの投資ができ、より多くの利益を得ることができます。
これをレバレッジ効果(てこの原理)といいます。
業務委託化により、忙しい医師でもできる
医師は本業が忙しく、実際に不動産の賃貸業務や管理などしている時間はありません。
しかし、現在は分業、外注システムがととのっており、不動産賃貸や管理の細かい作業はすべて業者に委託することができます。
相続、節税効果が得られる
不動産投資のメリットの一つとして、節税効果があります。
たとえば、経費と減価償却を活用して不動産投資の収支を赤字にすることで、節税となります。
また不動産を購入することで、相続税を減らすことができます。
ただし、不動産投資を始める際には事前にしっかりと節税できる金額についても確認しておくことが大切です。
不動産投資のリスクおよび注意点
一方で、他の投資と同様、不動産投資にもリスクがあります。
医師が不動産投資を考える場合の注意点をあげます。
借金のリスク
医師は高額の融資を受けやすいことより、多大な借金を背負ってしまうことがあります。
とくに返済比率(毎月のローンの支払額を満室想定時の家賃収入で割ったもの)が高い場合、不動産投資が失敗する事例が多いといわれています。
借金返済のためのお金を家賃収入に頼っている場合、その家賃収入が空室や滞納で入ってこなくなると、借金返済ができなくなります。
不動産投資を成功するためには、ある程度の頭金を準備し、できるだけ借金を少なくすることが大切です。
レバレッジ効果が期待される反面、やはり借金は投資において大きなリスクとなります。
空室(家賃滞納)リスク
当たり前ですが、入居者がいなければ家賃収入は入ってきません。
安定した家賃収入を得るためには、空室をなくすこと、あるいは、退去に伴う空室期間をいかに短縮するかが重要な課題となります。
空室リスクには、物件の立地や人気だけでなく、賃貸管理会社の営業力・危機管理能力も関係してきます。
家賃滞納への対応に関しても、賃貸管理会社の能力が問われます。
物件は必ず自分の目で確認することと、賃貸管理会社の選定は慎重にすること、さらに、すべての運営を管理会社に丸投げするのではなく、所有者として責任をもってマネジメントすることが必要です。
地震・火災リスク
地震や火災などの災害によって、不動産物件が損壊するリスクです。
地震に強い立地、建物を選ぶこと、また木造ではなく鉄筋コンクリート造の建物を選ぶことで、ある程度はリスクを減らすことができます。
また、複数の物件に投資する場合には、アパート一棟(全室)など1カ所に集中するのではなく、違った土地、建物に分散して投資することが大切です。
医師が不動産投資をするなら必ず自分で勉強しましょう
このように、医師が不動産投資を行うメリットは大きいのですが、一方で、様々なリスクを伴います。
悪徳業者の口車に乗せられて、知識のないまま新築マンションなどに手を出すと、失敗して破産の憂き目をみます。
不動産投資を始めるのであれば、まずは自分自身で勉強する必要があります。
以下に、おすすめの勉強法を紹介します
1.すでに不動産投資で成功している医師に相談する
もし、身近に不動産投資で成功している医師がいれば、その人の話を聞くのが最も効果的です。
逆に、反面教師として、不動産投資に失敗した医師に話を聞くのもいいでしょう。
経験者のエピソードほど参考になる教材はありません。
2.本で勉強する
私が実際に読んでみておすすめの不動産投資に関する本を紹介します。
忙しい医師の不動産投資「はじめの一冊」
まずは、最初に読むべき本です。
さすがに90分では読めませんでしたが、数日で読み終えることができます。
医師が不動産投資をするメリットや成功のポイントについて初心者にもわかりやすく解説した本です。
医師がハッピーリタイアするための不動産投資成功バイブル
こちらも、不動産投資を考える医師のための本です。
ハッピーリタイアを実現する手段としての不動産投資のコツ、法人設立の方法、さらにはセカンドライフの楽しみ方まで解説した本です。
不動産投資は空室物件を満室にして超高値で売りなさい
不動産投資で最も問題となる空室リスクを避けるための方法について、詳しく解説した本です。
実際に不動産投資を始めるにあたり、空室を埋め、満室経営を維持し、さらに高値売却する方法が理解できます。
3.信頼できる投資・不動産投資セミナーで勉強する
医師が不動産投資について勉強するためには、信頼できる不動産投資セミナーに参加するのもよいでしょう。
おすすめは、ファイナンシャルアカデミーが主催する、不動産投資スクールです。
このセミナーでは、物件選び、収支計算、融資、節税、管理、空室対策、リフォームなど、不動産投資家になるために必要なスキルをゼロからすべて学べます。
コロナ禍でリアルの授業が心配なかたへ、2020年7月からオンライン校が開校しました。
授業時間:基本90分 ×15回
受講期間:教材発送日から2年間
となっています。
「不動産セミナーに行ったら、マンション購入を勧められるのでは?」と不安な人もいると思いますが、主催するファイナンシャルアカデミーは独立系のビジネススクールなので、特定の金融商品や不動産物件をすすめることはありません。
ちなみに、WEB受講が総額328,000円(税別)となります。
少し高く感じますが、その価値はあります。
4.不動産投資をしているドクターのブログで勉強する
実際に不動産投資をしている医師のブログはとても参考になります!
「医師」を副業としているカステラ女王様による不動産の記事はとてもよくまとまっています。
この中で、3つの理由から「もう、医師は不動産やるな」とおっしゃっています。
その理由とは、
理由1:思いの外時間が取られるから
理由2:不動産価値はちゃんと手間暇かけないと目減りするから
理由3:不動産業者は海千山千の剛の者揃いだから
とのことです。
とにかく忙しい医師には不動産はすすめないとのことです。
勉強になります!
医師の不動産投資は中古マンションに特化したRENOSY(リノシー)にお任せ
「忙しくて不動産投資会社を選んでいる暇もない」というドクターには、RENOSY(リノシー)をおすすめします。
RENOSY(リノシー)は、設立5年で上場し、売上200億円を達成した不動産業界で大きな注目を集めるベンチャー企業「株式会社GA technologies(マザーズ上場)」が運営する不動産投資会社です。
RENOSYの5つの強み
1.テクノロジーX不動産による効率化
物件情報の管理ツールや社内運用システムを自社で独自開発しており、削減した運営コストをお客様の投資運用コスト削減に還元しているそうで、実際に仲介手数料は0円(RENOSYホームページより)とのことです。
これらの開発により、提案から契約、その後のサポートまでの流れを効率化。
2.データに基づいた堅実な不動産投資
RENOSYでは、物件情報を独自のデータベースに蓄積し、より堅実な不動産投資ができる物件を選び抜いているとのことです。
物件の「収益性」と「資産性」を客観的に評価するための独自のスコアリング手法によって、将来にわたり安定した収益を期待できる価値の高い物件を提案してくれます。
3.主要都市の希少な中古ワンルームマンションに特化(入居率99.5%)
RENOSYの最大の特徴は、主要都市(都心や大阪など)の中古マンションという不動産投資の中で最も小さい区分所有に特化している点です。
このため少額の自己資金で無理なく投資が始められます。
また、主要都市のワンルームマンションは人口集中、建築規制の観点から今後も希少性が高くなることが予測されており、安定した需要と資産価値の維持が期待できます。
実際に、入居率99.5%(RENOSYホームページより)と驚くべき成績を誇っています。
4.複雑な不動産投資および管理をアプリやウェブでサポート
無料アプリ「Renosy Insight」を使えば、所有物件の管理や収支シミュレーション、最新の投資物件情報のご提案までこのアプリ一つで完結します。
自分の投資状況の視覚化が難しい不動産投資ですが、RENOSYなら、アプリやウェブで楽しく不動産投資をすることが可能となります。
5.充実の賃貸管理サービスが月額一律1,080円(税込)
わずらわしい賃貸管理業務は、家賃の金額に関わらず月額一律1,080円(税込)でRENOSYが全面サポート。
オーナーは家賃収入を得るだけで、仕事をしながらも安心してマンション経営を行うことができます。これが、忙しいドクターにとって最大のメリットでしょう。
まずは、無料の資料請求をしてみましょう。
実際にとどいた資料がこちらです!
初心者向けに「不動産投資のはじめ方」について説明したガイドブック「Investment Guidebook」や、実際の不動産オーナーのインタビュー(DVD)などが入っており、とても参考になりました。
不動産投資を考えている初心者のドクターにおすすめします。
まとめ
まとめてみます。
この記事のまとめ
- 医師が不動産投資をするメリットとデメリットがあります。
- ただ、勉強せずに人の言うままに不動産投資に手を出すと必ず失敗します。
- 本、セミナー、ネットを参考に勉強しましょう。
- 忙しい医師にはリノシー(RENOSY)をおすすめします。
ドクターP
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