こんにちは!
今回は、医者が書いた本はなぜベストセラーになりやすいのか?についてと、自費出版からスタートする方法について詳しく解説します。
医師が書いた本は売れるって知ってましたか?
実際に書店に行ったり、アマゾンで調べてみると、医師が書いたベストセラー本が多いことがわかります。
もしあなたの書いた本がベストセラーになったら、印税で儲かるだけでなく、セルフブランディングとなって医師としての仕事にもよい影響がでることでしょう!
そこで、今回は医師がベストセラー本を書くために自費出版からスタートする方法について解説します。
医師が書いた本はなぜ売れるのか?
理由1 病気や健康に関して信頼できる情報が得られる
いつの時代も、読者が知りたいのは健康や病気に関するわかりやすい情報です。
医師が書いた本は、信頼できる情報源であり、多くの人が本の中から健康法や病気に対する予防法などを実践しています。
食事や食べ物に関する本などは、ベストセラーがとても多い分野です。
やはりネットに情報が氾濫している現在でも信頼できる医療の情報が足りないのでしょう。
理由2 一般読者が知らない情報が多い
医者が書いた本は、一般読者が知らない特殊な情報が多いということが挙げられます。
例えば『医者の本音』といった暴露系の本では、医者しか知らない裏の情報が書かれています。
普段はあまり接することがない医師の本当の姿(生態)が書かれており、興味を引くのでしょう。
理由3 宣伝費をかけやすい
医師は収入が多いことより、本の宣伝にお金をかけやすいということもあります。
つまり、自腹をきって宣伝するドクターが多いと言われています。
例えば、新聞広告などは数十万円(ときには数百万円)かかりますが、宣伝効果は抜群です。
医師のベストセラー本
じっさいに医師が書いた本で、最近ベストセラーとなった本を5つ紹介します。
学びを結果に変えるアウトプット大全
精神科医である樺沢紫苑(かばさわ・しおん)氏による、脳科学をもとに書かれた「アウトプット術」についての本です。
なんとこれまでに40万部にも達するベストセラーとのことです!
樺沢先生の著書には勉強法やビジネス書が多いのですが、多くがベストセラーになっています。
老人の取り扱い説明書
眼科医である平松 類(ひらまつ・るい)氏による、やや過激なタイトルの本です。
老化とはどういった現象なのかを医学的に明らかにし、実際に高齢者にどう接すればいいのか、そして、高齢者本人はどういう行動を起こせばいいのかを解説した本です。
これまでに14万部の売り上げを記録しています。
医者が教える食事術 最強の教科書
内科医師である牧田善二(まきた・ぜんじ)氏による食事術の本です。
生化学 X 最新医療データ X 統計データから、医学的エビデンスに基づいた本当に正しい68の食事法を紹介しています。
TBSテレビ「金スマ」で紹介されてから話題沸騰となり、すでに88万部を突破したとのことです!
医師が書いた食べ物や食事に関する本は売れることが多いのですが、この本は別格です。
医者の本音
現役外科医で作家でもある中山祐次郎(なかやま・ゆうじろう)氏による暴露系の本です。
タイトルのとおり、医者の本音がつづられています。
12万部突破のベストセラーとなっています。
医者が考案した「長生きみそ汁」
順天堂大学医学部教授の小林弘幸(こばやし・ひろゆき)氏による、病気を予防して長寿を実現するための味噌汁の本。
小林先生は自律神経研究の第一人者であり、運動や食事に関する多くの著書があります。
この「長生きみそ汁」は42万部を超えるロングヒットを記録しているとのことです。
ベストセラー本を出版するメリット
医師がベストセラー本を出版するメリットをあげてみます。
印税でもうける
まず当たり前ですが、印税で儲けることができます。
例えば、一冊1500円の本の印税を著者8%で契約したとすると、1冊売れるごとに120円が入ることになります。
5万部売れたら600万円、もし10万部売れたとしたら、120円 X 100,000=1200万円となります。
下手したら年収くらいになりますので、医師で稼ぐよりもベストセラー本の印税収入の方が多くなることもありそうです。
次の出版の声がかかる
この出版不況の時代にあって、出版社は「売れる」本の著者を探しています。
ベストセラー本の著者には、出版社からの依頼がひっきりなしに来るそうです。
また、ベストセラー本の著者の本は、評判だけである程度は売れるのです。
例えば、本の帯(おび)に「著者累計XXX万部」なんて書いているのを見たことありませんか?
「そんなに売れてる本の著者が書いたのなら、ぜったい面白いはずだから買ってみよう!」となるわけです。
こうして、次々とベストセラーが生み出される仕組みが完成します。
有名になる(セルフブランディング)
本がベストセラーになると、有名になります。
メディア(テレビや雑誌)の取材を受けるかもしれませんし、ウェブなどで記事として取り上げてもらえるかもしれません。
また、「本を出版した」ということで社会的な信頼を得られ、本業がうまくいったり、他の仕事が増えたりというメリットもあります。
開業医であれば、患者さんが増えること間違いなしでしょう。
つまり本を出版することで集客や収入アップにもつながるのです。
医師が自費出版からはじめる方法
理想的には最初から商業出版といきたいところですが、無名のあなたにそう簡単にはお声がかかりません。でもあきらめてはいけません。
まずは自費出版からはじめて、実績をつくるという方法を紹介します。
うまくいけばベストセラーになるかもしれません。
どんな本を書くか?
本のテーマを決めましょう
さて、どんなテーマで本を書けば良いのでしょうか?
あなたの専門知識を生かした本がいいでしょう。
内科の医師なら患者さんの多い糖尿病や高血圧、胃腸炎など消化器の病気について、外科の医師なら手術のこと、整形外科なら腰痛のこと、耳鼻科なら花粉症といった具合です。
また、一般的な健康テーマとしてダイエットや食事のノウハウを持っている人は、それで本を書けばよいでしょう。
あなたしか知らない医者の裏の顔(?)を暴露しても面白いかもしれません!
まずは目次をつくりましょう
テーマが決まったら、大まかな全体像を考え、目次の形式で書きましょう。
実際に原稿を書いてみましょう
できるなら、実際に原稿を書いてみましょう。とにかく一気に書いてしまうことが大切です。
もし忙しくて執筆の時間がとれないようなら、企画だけ考え、原稿はライターさんに書いてもらうことも可能です(もちろん追加料金が発生する、または印税が減ったりしますが)。
信頼できる自費出版の会社と相談する
企画や原稿ができたら、自費出版の会社に連絡してみましょう。
自費出版の会社はいくつかあるのですが、オススメはこちらの文芸社です。
文芸社は自費出版では有名な出版社です。
全国各地で参加無料の個別相談会、本づくりセミナーを開催しており、手厚いサポートも行っています。
文芸社の自費出版が他社と大きく違うのは、一般的に難しいとされる自費出版の書店流通を、全国450店舗を超える書店との提携のネットワークで、確実に書店流通を実現させている点です。
累計638万部を突破した『B型自分の説明書』は文芸社からの自費出版がきっかけで生まれたベストセラーとのことです。
また、山田悠介さんのデビュー作で2001年に文芸社から自費出版本として刊行されたホラー小説『リアル鬼ごっこ』も発行部数100万部を超える話題作となりました。
実は、私も「医師の資産形成」に関する本を出版したいと思ったのでこちらに相談しましたが、サポートがとても手厚くて信頼できる出版社です。
まずは無料の資料請求をしてみましょう。
まとめ
- 医者が書いた本は需要が高く、ベストセラーになりやすい
- ベストセラー本を出版すると、印税で儲かる、有名になる、次の出版につながる、セルフブランディングになるといったメリットがあります。
- 本のテーマを決めて目次、原稿を仕上げ、信頼できる自費出版の会社に連絡しましょう。
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