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研修医・若手医師へ医療訴訟リスクを下げる方法:医師賠償責任保険に入る前に!

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ドクターP
こんにちは!歳だけとってお金は貯まらないドクターPです

 

今回は、研修医や若手医師のみなさんに、「患者さんに訴えられないようにするには」どうすればよいか

つまり「医療訴訟のリスクを下げる方法」について考えてみます。

私ごとで恐縮ですが、卒後すでに20年以上も外科医をやっていますが、まだ一度も医療訴訟を経験していません(危ないことは何度かありましたが・・・)。

医師賠償責任保険に入る前に、まずは訴えられないコツを覚えておきましょう!

医療訴訟のリスクを下げる方法

エムスリーなどをみると、ときどき「とんでもない医療訴訟」と感じる事例が紹介されています。

「何で医師がこんなことで訴えられてるのか?」と不思議に思うことがあります。

こういった医療訴訟には、やはり理由があります。

もちろん、モンスターペイシェントやモンスターファミリーにたまたま当たってしまったというふうに、「運が悪かった」ということもあります。

ただ、実際には避けることができた事例がほとんどだと思います。

かくゆう私も、長年、訴訟リスクの高い外科医をやってきて、予期せぬ合併症や有害事象、突然の死亡などがありました。

そして、「どのように対応すれば患者さんや家族に訴えられずにすむか?」ということを肌で覚えてきました。

訴えられないコツを紹介します。

患者さん(家族)と信頼関係を築く

なぜ患者さんたちが訴訟を起こすかというと、医療の内容そのものよりも、医師の態度が悪いからだといわれています。

同時に、医師の説明不足が訴訟の最大の原因となります。

つまり、きちんとコミュニケーションがとれていないことが問題になるのです。

とくに、経過が思わしくないときほど、しっかりとコミュニケーションをとり、丁寧にそして慎重に対応しましょう。

患者さんが悪くなると、どうしても顔を見るのがつらくなったり、家族のプレッシャーなどから、足が遠のいてしまいがちです。

そんな時こそ、誠意を持って患者さん(家族)と向き合いましょう。

いつも以上に患者さんに会いにいきましょう。1日3回でも4回でもいいじゃないですか。

とにかく患者(および家族)との信頼関係を築くこと。これが最も重要です!

先輩医師やパラメディカルに確認をおこたらない

どんな手技を行うにせよ、とにかく先輩医師やパラメディカルに確認することです

医療の現場では、「報連相(ほうれんそう)」がとくに重要です。

聞くことは恥ずかしいことではありません。かっこ悪いことでもありません。

ちょっと経験をつむと、「何でも自分でできる」と勘違いしてしまうドクターもいます。

知ったかぶりや、不正確な知識で危険をともなう手技をおこなうことは絶対にやめましょう!

「この薬の量でいいのか?」

「この針を使っていいのか?」

「このキットの使い方はこれでいいのか?」

ちょっとでも不安や疑問があれば、上司や先輩にしつこいくらい確認しましょう。

ベテランの看護師さんに聞いてもいいですし、臨床工学技士(ME)さんに聞いてもいいでしょう。

とにかくわからないことは聞くこと

あたりまえのことですが、医療ミスを防ぐうえではこれが最も重要です。

まずは「すみません」と言う

何か患者さんに不都合なことがおこったら、まずひとこと「ご迷惑をおかけしてすみません」と言いましょう。

これは、ミスがあったことを認めるとか、自分の非を認めることではありません。

たとえ自分は悪くなくても、とにかく患者さんが不利益を被ったことに対して、「申し訳ない」という気持ちを伝えることが大切なのです。

「自分は悪くないから謝ることはできない」と言う医師もいます。

しかし、患者さんや家族は、あなたの「人間性」をみているのです。

あなたが謝罪し、誠実に対応してくれることで、不満や怒りが静まるのです。

不誠実な対応は、患者さんや家族の怒りを大きくし、結局は訴訟へとつながっていくのです。

カルテ(記録)をしっかりと書く

これはあたりまえですが、医療訴訟のリスクを下げるコツは、しっかりとカルテを書くことです。

どれだけ患者にしっかりと説明しても、カルテに記載していなければ、説明していないことになります。

医療行為はカルテ記載とセットです。カルテに記載して、はじめて医療行為をおこなったと認めてもらえます。

  • 患者や家族に説明したら、その場でカルテに記載すること。
  • インフォームドコンセントを得たら、必ずカルテに記載すること。
  • なにか手技をしたら、必ずカルテに記載すること。

その場では記載できなかったとしても、少なくともその日のうちに記載しましょう。

「しっかりとカルテを書くこと」

単純ですが、すべての医療訴訟を防ぐうえでとても大切なことです。

医師賠償責任保険には入っておきましょう

医療訴訟のリスクをできるだけ下げる方法をお伝えしました。

しかしながら、リスクをゼロにすることはできません。

運悪く、変な患者や家族にあたってしまった場合、訴えられる可能性はあるのです。

そこで、医師賠償責任保険に入っておく必要があります。

医師賠償責任保険の保険料は、個人で加入するよりも、民間医局エムステージなどのエージェント、あるいは学会医師会を通して加入したほうが、団体割引が適用されて安くなります。

このうち私のおすすめは民間医局の2億円のプランです。

民間医局の場合、無料登録するだけで誰でも簡単に申し込みできますし、支払い限度額2億円のプラン年間47,710円(20%OFF)と他社と比較して最も安くなります

民間医局から医師賠償責任保険に申し込む方法

申し込みはとても簡単で、書類の郵送など必要ありません。

まず、こちらの民間医局の保険申し込みサイトから「無料会員登録して保険に申し込み」ボタンをクリックします。

手続きの流れとしては、以下の通りです。

まずは民間医局の会員登録をしてからログインします。

次に必要事項を記入し、指定された口座に振り込みが完了すると、申し込みが完了します。

わずか5分足らずで終わります。

私のおすすめする年間保険料47,710円(20%オフ)の保険プランでは、1事故で2億円(保険期間中、最大6億円)までの補償があり、免責金額(自己負担しなければならない金額)の設定はありません。

また常勤の病院での事故だけでなく、アルバイト(外勤)先での事故も補償されます。

外勤・アルバイト先の病院での医療事故(医療過誤)は、通常、医師個人の責任になることがほとんどですので、この点からも安心です。

とくに、アルバイトをはじめる後期研修医の皆さんには、早めに医師賠償責任保険に加入しておくことを強くおすすめします

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ドクターP

地方の病院で働いている貧乏なアラフィフ勤務医です。貯金ゼロのどん底を経験しました。50歳から人生を逆転し、短期間で1億の資産を構築する方法を皆さんとシェアします。 ☞ よろしければフォローお願いしますm(__)m

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