今回は、医師免許を生かした(医師以外の)高収入の仕事(職業)について考えてみます。
これからの時代、医師として一財産築くのは、かなり困難です!
人口が減少している日本において、開業してももうかる保証はありませんし、医師の働き方改革や診療報酬の引き下げにより勤務医の給料は下がる一方です。
さらに、追い打ちをかけるように医師の過剰問題が指摘されていますし、近い将来、医師の仕事はAI(人工知能)に奪われてしまう危険性さえあります!
青春を犠牲にして医学部に入学し、高いお金を払って6年間も大学に通い、さらに寝る間も惜しんで勉強して医師国家試験にまで合格したのに、お金をかせげない医師になるのは馬鹿げている!
そう思いませんか?
そろそろ、医師以外の選択肢にも目を向けてみましょう!
現状に満足していない医師は、新たな職業に転職するか、二足のわらじを履きましょう!
というわけで、今回は医師免許を活用した、医師よりも高収入が期待できる職業(仕事)を5つ考えてみました。
その5つは、
見出し(全角15文字)
- タレント・YouTuber(ユーチューバー)
- 起業家
- 製薬会社・医療機器メーカーのメディカルドクター
- 医系技官
- 作家(小説家あるいは漫画家)
です。
ちなみに、私が実際にやって収入が2倍になった副業10選はこちらです!
では、くわしく見ていきましょう!
1.タレント、YouTuber(ユーチューバー)
タレントや芸能人のなかには、医師免許を持った人が結構います。
西川史子さん、木下博勝さん(ジャガー横田さんの旦那さん)、森田 豊さん、などなど。
最近では、医師免許を持つ異色のお笑いタレント・しゅんしゅんクリニックPも話題となりました。
もう何でもありですね!
また、医師がYouTube(ユーチューブ)のチャンネルを開設し、有名YouTuberとなって広告収入で稼ぐということが増えてきました。
有名なところでは、「ドクターハッシー/内科医 橋本将吉」
友利新 / 医師「内科・皮膚科」などの医師ユーチューバーがいます。
このように、医師という職業を生かしてYouTuberに転身するという方法もあります。
もしかしたら、医師の給料よりも稼げる可能性もあります!
ちなみに、彼らのような有名なユーチューバーになれなくても、チャンネルを開設すれば、一般の人でもYouTubeのインターネット広告(Googleのパートナープログラム)を使って稼ぐということが可能です。
私もチャンネルを開設して1年になりますが、月に12万円以上(1日平均で4千円:最高で1日9千円ごえ)の広告収入を稼げるようになりました!
今は、週に1回程度の動画アップでこの収入です!
医師の場合、基本的に顔出しはNGだと思いますし、ユーチューバーのような時間をかけた立派な動画を作ることは無理だと思います。
それでも、YouTubeの登録者数と再生回数を短期間でアップさせ、Googleとパートナー契約を結び、数万~数十万円を稼ぐコツがあるのです。
わたしも実際に試してみて、1年ほどで月に10万円以上をコンスタントに稼げるようになる方法。
それが、こちらです!
YouTubeで稼ぐことに興味がある医師はぜひ試してみてください。
わたし自身、半信半疑でチャンネルを開設しましたが、今では副業のなかで一番稼げています!
皆さんも、医師免許を生かした「医師ユーチューバー」を目指してみませんか?
2.起業家(アントレドクター)
以前の記事にも書きましたが、最近では医師が医療情報関係のベンチャー企業を立ち上げ、成功をおさめることも珍しくなくなってきました。
医師が立ち上げた会社には、株式会社メドピア、株式会社ミナケア、株式会社キュアアップ、株式会社クリンタルなどがあります。
ちなみに、「医師」で「起業家」のことを「アントレドクター」と呼ぶそうですね!
このアントレドクターの代表例としては、脳外科医をやめて医療に関するベンチャー経営者となり、株式会社メドレーを立ち上げた豊田剛一郎さんがいます。
皆さんも、オンライン医療辞典「MEDLEY」はご存じでしょう。
豊田さんが、脳外科医でありながらマッキンゼーでビジネスを学び、医療ITスタートアップ企業を立ち上げるまでの経歴が「ぼくらの未来をつくる仕事」で詳しく紹介されています。
今後、医療とIT、あるいはAI(人工知能)やロボットとを結びつけた分野には、ますますビジネスチャンスが転がっていると思います。
起業家となって会社を設立し、大金持ちになるのも夢じゃありません。
「日本の医療を変えてやろう!」という気概のあるドクターはぜひ起業家を目指してください!
追記:豊田剛一郎さんが、緊急事態宣言の最中、愛人女性と密会を重ねていたことが「週刊文春」に報道され、小川彩佳アナとの離婚が成立したとのことです。
やはり、起業で大成功するためには、犠牲を払わないといけないこともあるようですね・・
3.製薬会社・医療機器メーカーのメディカルドクター
製薬会社や医療機器メーカーの中には、医師を求人しているとこがあります。
医師に求められる仕事としては、おもに新薬(あるいは医療機器)の研究、開発、臨床試験についてのアドバイス、マネジメント、マーケティング調査などです。
基本的に製薬会社や医療機器メーカーに就職する医師は少ないため、給料は高く設定されています。
さらに外資系企業の場合、給料は能力や実績によって上がることが一般的ですので、やりがいがある仕事です。
製薬会社の医師求人は、通常の医師転職サイトで探すことができます。
医療機器メーカー専門の転職エージェントもあるので、興味があるドクターは一度のぞいてみてはいかがでしょうか?
4.医系技官
医師のキャリアの選択肢の一つとして、臨床や研究職以外に、医療・保健行政にかかわる「医系技官」というのがあります。
医系技官とは、人々の健康を守るため、医師免許・歯科医師免許を有し、専門知識をもって保健医療に関わる制度づくりの中心となって活躍する技術系行政官のことです。
厚労省のホームページ
医系技官の仕事は、実際の医療現場の視察から、政策の立案・決定・実施にいたるまで多岐にわたります。
具体的に医系技官がどういった業務・生活をしているかを知りたい人は、こちらの記事(女性医系技官による座談会)が参考になります。
さて、気になる収入ですが、医系技官は国家公務員であるため、一般的に同年代の医師よりも年収は低い傾向にあります。
しかし、出世して「医務技監(2016年に創設された事務次官級のポスト)」にまで上り詰めると、年収2000万円超えも夢ではありません。
政治家としての手腕をお持ちのドクターには、ぜひチャレンジしてほしいところです。
興味のある医師は、こちらの厚労省の医系技官採用情報をどうぞ。
5.作家(小説家あるいは漫画家)
そもそも医療の世界はドラマや小説などの題材になりやすいため、医療現場を熟知した医師による作品は需要があるといえます。
実際に、医師が作家(小説家)や漫画家に転向して大成功する例があります。
例えば、海堂 尊(かいどう たける)さんは「チーム・バチスタの栄光」、「ブラックペアン」などの代表作をもつ小説家として有名ですが、もともとは千葉大学医学部出身の病理医です。
最近では、沖縄出身の現役医師(内科医)で小説家の知念実希人(ちねん みきと)さんが、「天久鷹央の推理カルテシリーズ」などのミステリー小説で話題となっています。
また、最近では、ドラマ化された「泣くな研修医」などの大ヒット小説を書いた外科医の中山祐次郎さんもいます。
小説家ばかりでなく、漫画家となった医師もいます。
医師免許を持った漫画家といえば、手塚治虫さんを知らない人はいないでしょう。
わたしもブラックジャックで育ちました。
このように狭き門ではありますが、(文才や芸術的センス(絵心)があると自負している)医師は、小説家(あるいは漫画家)を目指すのもよいかもしれません。
また、医師の場合、小説ではなくても書籍一般(おもに実用書)の出版でお金を稼ぐという方法もあります。
まとめ
医師免許を生かし、医師以上に稼げる可能性のある職種(仕事)として、
- タレント、YouTuber
- 起業家
- 製薬会社・医療機器メーカーのメディカルドクター
- 医系技官
- 小説家、作家、漫画家
があります。
「せっかく医師免許を取ったのだから、お金を稼ぎたい」というドクターのみなさんにおすすめします。
ドクターP
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